エアコン清掃


  ご家庭のエアコンかオフィスやお店のエアコンかによって、エアコンのクリーニングを行う目的も異なってまいります。

 

  ご家庭のエアコンをクリーニングする目的は、主にカビ臭などを取り除き、家族の健康や住まいの快適な環境を保つ為、一方、オフィスやお店は一時的に滞在する場所としての認識をお持ちの方が多い為、少し臭いが気になってもエアコンをクリーニングしようとはならないのかもしれません。

 

  実は、そこに落とし穴があります。オフィスやお店にあるエアコンは、業務用ですから、吸い込む空気の量も大量です。あまり気に留めないうちに、たくさんの汚れを蓄積します。フィルターや内部のアルミフィンが詰まり、エアコンは部屋を冷やそう、あるいは温めようとして余計に頑張らなければならなくなります。

 

  余計に頑張る=余計な電気代がかかる

 

ということになります。

 

  弊社が業務用エアコンのクリーニングをおススメする1つの理由は、電気代の節約になるということです。汚れの蓄積で、エアコンの消費電力が1割余計にかかっていたら、数年でどれくらいのコストがかかるでしょうか?数年に1度エアコンをクリーニングする方が、コスト安であるという事業者様も実際におられました。それぞれの皆さまの使用状況にもよりますが、一度試してみる価値があるかと思います。

 

  もう一つおススメする理由は、故障リスクやエラー発生による業務への影響を最小限に止めるという理由です。

  フィルターが詰まったままエアコンの運転を続けるとどうなるでしょうか?十分にガス化しないまま冷媒が圧縮機に戻る状態となり、最悪の場合、室外機が壊れます。

 

  排水にバクテリアが発生すると、排水が粘度を帯び、配管やポンプを詰まらせます。写真中央の白い部品がポンプで、その周辺にあるゼリー状のものがバクテリアによる汚れ、通称ドレンスライムです。これが、つまりの原因になります。

 

  排水機構が詰まると、安全機能が働いてエアコンは停止します。ダイキンのA3、東芝キャリアのP10エラーが代表例です。リモコンにこれらのエラーが表示されるなら、内部はこの写真のような状態になっている可能性があります。

 

  夏場や営業中にエアコンが止まってしまうなら、かなりの痛手となります。

  エアコンクリーニングにより、定期的なメンテナンスを行うなら、高額な修理、突発的な停止といったリスクを低減することにつながります。弊社では、清掃の観点からメンテナンス計画を策定し、適切な頻度で清掃を実施致しております。部品の交換もできる限り対応致します。

東京テンソウ株式会社

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